岐路
4年半勤めたITベンチャーを退職する決意をした。
あの時と同じく、再び人生の岐路に立つ!
5年前の2006年春、プログラミングの仕事がしたくて
無一文のまま静岡から上京してきた。
今の会社に入社から今までずっとSES(システムエンジニアリングサービス)で
主に業務システムのプロジェクトに参画してきた。
はじめは右も左もわからずとにかく必死だった。
5年経った今はどうかと言うと
そこそこプログラムも書けるようになり、
システム開発のイロハも学んだ。
だけど、今の俺は
なんの変哲もないただただ週末を待つばかりの
ITドカタになっていた。
言われたシステムを言われた通りにただただ作る人。
「フレームワークはこれヨ。」
「ハイ!」
「作り方は規約を見てネ。」
「ハイ!」
「テストはこれくらい消化してチョ。」
「ハイ!」
結果、
「・・・なんだかなぁ」
技術力のある人達と刺激のある仕事がしたい。
もっとワクワクした楽しい仕事がしたい。
小さいベンチャーでSESをやっていてこの先を考えると疑問が残る。
だからちゃんと社長にも直訴した。でもSESはやめれないと言う。
(社員は金を持ってくるただの犬と思っているに違いない!)
そうだ。もっと勉強して次のステージへ行こうじゃないか!
がんばれ俺!
給料も激安だったし